先週末、土日は大阪家族MG(マネージメントゲーム)で、私1年ぶり、2回目の表彰状を頂くことができました(*^^*)
去年の1回目の表彰は、なぜ、成績が良かったか、自分で分析できない、ビギナーズラックのようなものでしたけど、今回は、なんとか、経営の基本を押さえれたように思ってたので、もう、本当に嬉しいです♪♪♪
だからといって、100%自力かというとそうではなく、ご一緒してくださった方々のつぶやきや会話、市場の流れ等、周りの方々のおかげなのです。そういうのも、含め、リアルの経営と同じだなーと思うのです。
MGは元ソニーの社長室長、西順一郎先生が開発された経営シュミレーションゲームです。
参加者、一人一人が経営者となり、意思決定カードを引きながら、商品仕入れ、製造、販売を行います。
スタートは全員、資本金300で、小型機械1台、ワーカー、セールスマンがそれぞれ一人の小さな工場(お店)なのだけど、そこからどう発展させるかは社長の意志決定で決まって行きます。
1期(1年)毎に決算をし、自分の会社が仕事を通じて、どれだけお客様に喜んでもらえ、いくら儲かり、社会に還元し、次へ繋げて行くかを学んで行きます。
「お客様が多いのは良い?」はもしかして、常識の思い込み?
私、MGやTOC(制約性理論)と出会って約2年。
特にTOCと出会った時は衝撃でした(^^;
(TOCは物理学者・ゴールドラット博士による自然科学をビジネスに応用した理論です。
ソフトパワー研究所の清水先生が開発されたボードゲームは1卓5-6人が生産現場の1工程を担当し、商品仕入れから販売までの流れをシュミレーションします。)
全力で頑張れば頑張るほど、在庫がたまっていき、業務の流れが滞り、全体も見えなくなり、助け合いが起こらなくなり、資金・経営を圧迫して行きます(:_;)
一方で、稼働率を7割としたほうが、モノがスルスル流れ、工場(お店)全体が見渡せ、スルスル流れるから納期も速まり、付加価値がつき、利益が出る・・・
これって、実店舗にあてはめると・・・
私、売店の時、お客様にたくさん喜んでもらえて、自分の中では十分やりきれたなって思ってたのだけど・・・
実は、ゆるみをもたせることで、もっと良い循環を起こせたんだろうな・・・って、近頃思い始めてます。
*****
「お客様が多いのは良い」
これ、一言で良い悪いと言い表すことできないんだなあ・・・っていうのが、実感です。
私は売店時代、マックスで頑張ってしまってたなあ・・・って思います。
お客様数もだし、商品数、在庫数、稼働率100%です。
お客様も喜んでくれてたし、スタッフたちも活躍してくれていた。良い店で在れた・・・そう思ってました。
それはそれで、その時のベスト。
決して後悔してるわけではないのです。
これができたことは、たくさんの方々のおかげなので、本当に感謝です(*^^*)
だけど、もし、TOCを知っていて、稼働率70%だったらどうだったんだろう・・・って振り返っています。
余裕は、スタッフたちの働き方にもゆるみが出来ただろうし、商品や在庫が70%だと、接客も居心地もゆとりがあっただろうし、
時間的なゆとりは未来を考える時間の確保にもなっただろうな・・・って思っています。
家族MGや子ども商店で固定観念、自分の枠を吹っ飛ばす
そこにMGでの学びが加わると、更に良い循環になったんじゃないかなーって思うのです。
お客様に喜んでもらえる付加価値の作り方も、違う方法があっただろうし、自分たちの強味をもっと引き出せる方法もあったように思うし、本当は一番必要だったはずの新規事業が作れたんじゃないかなーって思います。
売店時代、新事業にチャレンジしなかったわけじゃなかったのだけど、いかんせん、日々、100%の稼働率だと、ちゃんとモノにする余裕もないのです(^^;
自分たちの余裕のない頭で考えれる程度の新事業に、「今」目の前以上の魅力を感じれなかったのです(^^;
その時はその時のベストだし、必要な出会いは必要なタイミングでやってくる。
今は今、ベストのタイミングでTOCもMGも私の元にやって来てくれたんだなーって思います。
なので、今、こうして学ぶことのできる環境にとても感謝しています(*^^*)
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子ども商店の素晴らしさは度々書いてますし、最近はコチラのブログにも書いてます。
一方、家族MGでも、子どもたちの可能性には驚かされっぱなしです。
●課題は「世界一美味しいけど、儲からないプリン屋さんを救え!」
「安くて美味しいプリンでお客様をHAPPYにしたい♪」そんな想いで、起業したパティシエさん。
美味しくて、評判なのだけど、一人で作るには月間1000個が限界で、そうすれば、G(利益)がマイナスなので、休みの日にトラック運転手をしながら、店を切り盛りしてる。
このオーナーさんに経営アドバイスをするなら、どんな提案ができる?
講師・たくらみ屋のボス・とくいっち先生(得居裕江さん)から出された課題を小学生が3者3様お見事なプレゼンを♡
さくらちゃんはP(価格)150円とP300円の2スラックで経営計画
ただちかくんは大人なら考えつかないハイPでG(利益)4憶越えのシュミレーション。
なお君はP(価格)アップ、V(原価)ダウン、Q(個数)アップ3種類の利益感度分析をシュミレーション。
3人とも、ほんの数分でプランをアップし、お見事なプレゼンでした(*^^*)
目の前のお客様を喜んでもらう力と、未来を創っていく力は両方大事
「子ども商店や家族MGって、子どもが学ぶ場でしょ?」
そう思われてる方も多いと思います。でも実は逆です。
子どもたちの天井を知らない発想力に、大人が刺激を受ける場なのです。
私は売店時代、新規事業を作れなかったけど、
経営は今、目の前のお客様を喜んでもらう力と、未来を創っていく力、その両方が大事。
だから、天井なしの子どもたちの発想力に刺激を受けれる、家族MGの場は、今必要な力と、未来に必要な力、両方が学べる最高の場だと思います(*^^*)
笑顔と安心感のある働きやすい職場を願っている女性マネージャーを応援したい♪
私、今回のたくらみ屋マネージャー通信、インタビューから制作、ものすごくワクワクしながら作ったのだけど、ここ(たくらみ屋)は、売店時代に自分が欲しかった情報が全部集まる場なんだなーと、改めて思いました。
そして、私はかつての自分を応援したいんだなー♪
「笑顔と安心感のある働きやすい職場創りを願ってる女性マネージャーさんを応援したい♪」
この週末、家族MGで表彰状を頂けたこと。
そのための、一コマをひとつ、前に進めた気がして、とても嬉しかったのでした(*^^*)
これからも、精進いたします♡
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
たくらみ屋家族MGのスケジュールはコチラ、TOCのスケジュールはコチラです(*^^*)
皆さまの今日も、良い一日であったら嬉しいです♪
ただ今募集中の講座&メニュー
◆【仲間を巻き込みたくなるようなニュースレターを書いていきたい】
読んでくださった方が、「私たちの創って行きたい未来に共感し、仲間や家族にも伝えたくなるようなニュースレターを作って行きたい」そう思うようになりました。
お客様と関係性を構築するためのニュースレターをこれから始めてみたいと思われる方、すでに発行しているけど、もう一歩活用していきたいと思われてる方、ぜひ一緒に学び合いましょう。
◆【自分の「WHY」が相手に伝わる言葉になると、共感者と繋がることができます。】
共感者はお客様であったり、仲間であったり・・・
自分のエピソードから、自分の本当の想い{WHY」を知り、ストーリーに組み立てる「マイストーリーワーク」のご案内です。
2/19 (火)セルフコーチができるようになる・チームのためのマイストーリーワーク

kazumi-katsuya

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